Rock'n'文学

猫ときどき小説書き

講演・講座

【講座】2021年12月25日「作家・町田康が語る『私の文学史』」第3回 於NHK文化センター青山

・エッセイって言うな! 随筆って言え! ・小説は歌謡曲、随筆はロック ・小説は「役」随筆は「素」 ・本当におもろい文章を書くコツ、秘技とは。 下僕:昨日の講座もおもしろかったなぁ。あぁー、なによりのクリスマスプレゼントだったなぁー。とくにラジオ…

【講座】2021年11月27日「作家・町田康が語る『私の文学史』」第2回 於NHK文化センター青山

・詩人として~詩の言葉とは何か~ ・小説家として~文体と笑い~ ・「わかる」の四種類 ・「文体は意志である」 ・笑いの本質「おもしろいことはこの世の真実」 ・「壺」 ー ある単語によって書き手と読み手がともに照らされる使い方 まめ閣下:呼ばれてな…

【講座】2021年8月28日 町田康の「文学の読み方」~中原中也「山羊の歌」を読む@池袋コミュニティ・カレッジ

・若き天才詩人にも「幾時代かがありまして」。 ・「神を見た男」としてメチャイケな時代もあったのに。失ってから知る悔しさよ。 ・詩というのは、ただかっこいい言葉だけを連ねたものではない。あきらめずに何度も読んで、言葉の背後にある大きなものをつ…

【講座】2021年4月17日「清水次郎長 語り口の文学Ⅳ」町田康 <オンライン>

町田康さんが語る「清水次郎長」も4回目、今回は浪曲「清水次郎長」からはちょっと外れて、「 」についてのお話。 まめ閣下:ふぁあああ、よく寝た。 下僕:よく寝た、じゃありませんよ、もう。せっかくのオンライン講座なのに、また聞いてなかったんですか…

【講座】2021年2月6日「清水次郎長伝 語り口の文学Ⅲ」町田康 <オンライン>

・物語の二分類と物語の作り方 ・現実が物語化されそれによって現実が更新されていく まめ閣下:おい、なんだこの写真は。 下僕:清水次郎長さんの本当のお写真らしいですよ。 まめ閣下:いや、そういう意味じゃなくて。ブレッブレじゃないかって言ってんだ…

【講座】2020年11月28日「清水次郎長伝 語り口の文学Ⅱ」町田康 <オンライン>

www.nhk-cul.co.jp 下僕:閣下、閣下、起きてくださいましよ。ねぇ、ちょっと、ちゃんと聞いてましたか? まめ閣下:な、なんじゃ、うるさいなぁ。ふわぁあああ。 下僕:もう。せっかく町田さんの講座を家で一緒に受講できるチャンスだったっていうのに、な…

【講演】2020年2月23日「残響を聴く2 ~町田康が語る朔太郎のことば~」@町田市民文学館ことばらんど

まめ閣下:おいおい、帰ってきたと思ったらまたすぐに出かけたりして、ちょっと落ち着かんかにゃ。 下僕:あ、閣下、すみません。今日、わたくしこのような催し物に行ってきたじゃないですか。それで、最後に読まれた文章をどうしてもちゃんと把握したいと思…

【講座】2020年2月8日 町田康の「文学と笑い」@池袋コミュニティカレッジ

下僕:ねえ閣下、笑いってなんだと思います? まめ閣下:なにって。予は猫だから笑わんぞ。 下僕:笑う猫もいるじゃないですか、なんて言いましたっけ。 まめ閣下:チェシャ猫のことかにゃ。あれは予の親戚じゃ。 下僕:えっ! うそっ! そんなこと初めて聞…

2019年9月28日 講演「意味と響き、音と言葉について」町田康@明治神宮 参集殿

まめ閣下:なんだか諸君は今日はずいぶん慌ただしく過ごしていたんじゃないのかね? 朝からバタバタとちっともじっとしておらなかったではないか。何度も出かけて帰ってきたと思ったらまたすぐ出かけてまた帰りは夜中か、と思っておったら今日は早かったけど…

2019年8月24日 保坂和志 小説的思考塾Vol.5 @巣鴨 Ryozan Park

まめ閣下:昨日はずいぶん大慌てで出かけて夜半まで戻らなかったな、下僕よ。 下僕:あい、昨日は閣下との会話をブログにあげていて時間がどこかに行ってしまっておりました。ふと気づいたら家を出ないといけないリミットの1時間前で、急いで昼ご飯食べてシ…

2019年7月31日 講演「古典のおもろみ」町田康 第56回日本近代文学館 夏の文学教室@有楽町よみうりホール

まめ閣下:いやぁ、今日も暑かったなぁ。 下僕:ほんっと、こういうときは日があるうちは家から出たくないんですが、今日も町田さんの講演があるってんで、日向のアイスキャンディーみたいに溶けそうになりながら有楽町まで出かけてきましたよ。 まめ閣下:…

2019年7月10日 生誕110年 町田康とよむ太宰治 第2回 @NHK文化センター青山教室

まめ閣下:おい、下僕よ。 下僕:なんでございましょう、閣下。 まめ閣下:しばらくわが屋敷を離れてどこぞを放浪していたようだが、旅先からはたった1回手紙をよこしたきりで、帰ってきたかと思ったらまた夜遅くまで外出していたってのはどういう了見だ? …

2019年6月12日「町田康と読む太宰治」@NHK文化センター青山教室

下僕:閣下、わたくし昨夜はこのような講座を受講してまいりました。 まめ閣下:うん、知っておるぞ。だいぶ前に大騒ぎして申し込んでおったではないか。 下僕:あぁ、そうなんですよ。その理由を語るとちょっと長くなっちゃうんですけどね。そもそもは、「…

2017年11月4日 町田康 講演会「読むことと書くことの関係」@中央大学多摩キャンパス

下僕:閣下、大変でございます! まめ閣下:なんだ、騒がしい。 下僕:あの、今クローゼットのなかを整理いたしておりましたら、こんな古いパンフレットが出てまいりました! 開いてみれば、詳細なメモ書きが。これ、ちょっとご覧くださいませよ。 まめ閣下…

2019年4月3日トークイベント「危機の時代・文学の言葉」@講談社

下僕:少し前の話になっちゃうんですが、こんなイベントにわたくしが出かけましたの、まめ閣下憶えていらっしゃいますか? まめ閣下:ああ、多和田葉子さん、佐伯一麦さん、松浦寿輝さんの対談っていうんで、いそいそ出かけて行ったやつだな。 下僕:そう、…

2019年4月13日 講座「町田康が語る創作論」@京都NHKカルチャーセンター

予はひとりでおもうがままに新幹線に乗って旅することがかなわぬゆえ、下僕(ヒト)に行かせて脳内通信にて受信した。以下、下僕の報告である。<なぜ小説を書く(創作をする)のか?> 我が家には今年18歳になる老猫(注:予のことである)がいて、これが数…