Rock'n'文学

猫ときどき小説書き

高山羽根子

【講師のいる読書会】第163回芥川賞受賞作「首里の馬」高山羽根子「破局」遠野遥

まめ閣下:下僕よ。昨日は昼過ぎからずーっと、例によってあの四角い板に向かってくっちゃべっておったようだにゃ。 下僕:いい加減おぼえてくださいよ、閣下。あれはパソコンという機械の画面で、わたくしはただ板に向かって話していたわけじゃなくてオンラ…

読書会まとめ「居た場所」高山羽根子

下僕:まめ閣下、ゆうべは絶叫ライブめずらしくお休みでしたね? まめ閣下:昨日は謁見を求める民が大勢参ったからな。さすがに疲れて朝まで気絶眠であった。 下僕:謁見を求める民って。閣下、あれは小説塾の生徒さん、講師を招いて作品を読む会の参加者さ…